セラミド は角層(角質層)の細胞の間を満たしている角質細胞間脂質の主成分です。
これはお肌にある保湿成分で、潤いをキープするのに大切な役割をしています。
お肌の水分を保つ機能
角質から水分が蒸発するのを防いで、お肌の潤いをキープします。そのため外気が乾燥していても、お肌から水分を逃がさないような働きをしています。
お肌のバリア機能
ウイルスやアレルゲンなどの異物、摩擦や紫外線などの外部刺激侵からお肌を守る役割があります。セラミドが正常に働いているお肌では、異物や刺激がお肌へ侵入するのを防いでくれます。
つまり、セラミドが不足した状態では、お肌が乾燥してバリア機能が低下してしまします。すると乾燥肌、敏感肌、肌荒れにつながっていってしまいます・・・
しかし、乾燥対策といってもいろんな美容成分があってどれを使うか迷いますよね。
お肌の保湿因子はセラミドのほかにもたくさんあります。その中でもセラミドをはじめとする細胞間脂質は、水分をしっかりとはさみこんでキープする役割があります。
だから、いくらアミノ酸やNMF、コラーゲンやヒアルロン酸を与えてもセラミドが不足しているとせっかく与えた潤いがキープできない状態なんですね。
・NMF(天然保湿因子)
・細胞間脂質(セラミドなど)
★ほかのうるおい成分もブログで紹介していけたらと思います!!
セラミド配合のスキンケア商品はよく耳にしますが、なぜセラミド入りを使用したほうが良いのか少しわかっていただけたのではないでしょうか☆彡
セラミドが減少する年齢って何歳??
年齢を重ねるとセラミドは減少していってしまう成分です。年齢を重ねるとターンオーバーのサイクルに遅れが生じるため、セラミドの合成が低下していきます。
セラミドは、20代から徐々に減少し始めて、30代では大きく減少し、50代では20代に比べると約半分にまで低下してしまうと言われています。
セラミドが不足したお肌は、乾燥だけでなくシミ・皺・たるみなど、年齢を重ねるごとに生じてくる悩みの原因にもなりかねません!!
だからこそ、セラミドを補うスキンケアをしっかりしておきたいですよね。
セラミド にも種類があるの??
化粧品に配合されているセラミドには、主に4種類。
・植物性セラミド
・疑似セラミド
・植物性セラミドは、大豆やトウモロコシなど利用した天然のセラミドです。植物性なので肌に優しく安価なのが特徴。やや浸透力は弱いけど、保湿力があります。
・動物性セラミドは、哺乳類由来のセラミドです。人間とセラミドの構造が似ているため、浸透力が高く、保湿効果が高いのが特徴です。
・ヒト型セラミドは、人間のセラミドの構造に似せて作られたセラミドです。浸透力、保湿力に非常に優れていますが、値段は高価なものが多いです。
・疑似セラミドは、人間のセラミドに似せて化学的に合成して作られたセラミドです。安価だがやや効能は劣ります。
様々な種類のセラミドがありますが、コスト面を考慮しながら浸透力や保湿効果の高いセラミドを選ぶとよいですね。
私のオススメ セラミド 配合のスキンケア
どちらもセラミド配合のスキンケア商品です!!
デイリーに使用しておきたいエトヴォスのモイスチャライジングローションとモイスチャライジングセラム。
デイリーまたはスペシャルケアとして使用できるネイチャーリパブリックのグリーンダーマ CICA デイリーシートマスク。
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